キャリア支援
<看護師>
看護師として働く中で、この先どのような方向に進むかを考える時期がくるでしょう。
例えば、「自分が何をしたいのか迷っているけれどなんとかしたい」ともがいていることがあります。看護師として働いていることを大事にしながら、どのような道があるのか提案することができます。
例えば、「認定看護師になりたい!専門看護師になりたい!大学院で学んでみたい!」と方向性が決まっている、しかし、どのようにその目標を達成したらよいかわからない場合もあります。
<看護学生>
これから看護師を目指す学生の皆さんには悩みが付き物です。
例えば、目の前の看護実習をどのように乗り越えたらいいのかしらと不安がある場合。
例えば、就職先に悩んでいる場合。
例えば、学部を卒業して進学もありかと考えている場合。
そんな時は、先輩から実際の話を聞いたり、アドバイスをもらったりすることも大きなヒントにつながります。そんな場所をコーディネートします。そして、状況に合わせた手段を一緒に考えたりできます。
看護キャリア支援室へのご相談をお待ちしています。
国際交流
1. 韓国の病院との協定
平成23年に韓国のソウル大学病院と、またその2年後にはアサン病院と協定を結び、看護師など病院職員を相互に派遣することを決定しました。看護の質の向上とのみならず、国際的に通用する 医療人の育成は急務であり、豊かな国際感覚を身につけ広い視野から保健医療福祉について考えられることができる人材の育成とグローバルな舞台に積極的に好奇心を持ち挑戦し活躍できる人材を育成したいと考えています。
2. 国際交流プログラム(Global Nurses Exchange Program : GNEP)
看護師の派遣については、GNEPを作成し、5年以上の実務経験がある職員を1週間程度、相手病院への派遣及び受け入れをし、患者の看護ケアの実践や新人教育の方法を学び、議論を通して理解を深める研修を行っています。当支援室では、韓国から名大病院への受け入れについての準備、研修中のプログラムに関して、双方と協議しながら作成し、滞在中のサポートを行います。名大から韓国に送りだす時は、事前準備として、学習計画作成も行っています。
3. TVカンファレンス
ソウル大学病院とは3~4ヶ月に1回、アサン病院とは半年に1回程度、TVカンファレンスを行い臨床の師長・主任を含めて現場の取り組みや問題点など情報交換を行っています。現在ソウル大学病院とは医療安全、感染などをテーマに議論を行ってきました。アサン病院とは転倒転落予防のためのセンサーマット使用効果の報告など、実施しました。
4. 看護学専攻との交流大学の学生受け入れ
名大医学部保健学科看護学専攻の国際交流の一環であるアジアからの学生の病院見学の受け入れをサポートしています。ソウル大学、延世大学、シンガポール大学、上海交通大学から2~5名程度の学生の国際的視野を広めるために、病棟、外来、ICU、院内学級など日本の病院機能及び、看護師の役割やケアを紹介してます。