看護キャリア支援室は、看護学専攻と看護部との協働により看護の発展につながる教育支援を行い、広く地域に貢献する新たな部門として、名古屋大学医学部附属病院卒後臨床研修・キャリア形成支援センター内に設置され、平成27年4月活動を開始しました。
下記に示す看護キャリア支援室の8つの機能を生かして、『あなたの素敵を応援します』
8つの機能とは ①キャリアアップ支援 看護学専攻と連携し、大学院への進学支援や認定看護師資格を目指す看護師への支援を行う。 当院で実習する看護学生への実習相談や就職相談等の支援を行う。 ②キャリアデザイン支援 個人に対して、ワークライフバランスのとれた仕事の取り組みや、やりがいのある働き方を実現するための支援を行う ③国際交流 ソウル大学病院、アサン病院との人事交流を通して、看護の専門性を高めるとともに、グローバルな視点から多様なニーズに応える国際色豊かな看護師を育成する。 ④看護研究の支援 働く看護師を対象に看護研究コースを立ち上げ、学会発表までの支援を行う。 ⑤看護管理者の育成 認定看護管理者コースを立ち上げ、地域病院の看護管理者を育成する。 ⑥地域の訪問看護ステーションとの協働 地域の訪問看護ステーションと協働して、これからの在宅医療での役割を担う訪問看護師を育成する。 ⑦看護学専攻との連携と協働 看護学生の実習支援と教員との研究活動や教育プログラムの開発を推進する。 ⑧看護部との連携 看護部と協働してキャリア開発のためのプログラム開発や支援を行う。
看護キャリア支援室 教授 :秋山智弥
看護キャリア支援室は、附属病院卒後臨床研修・キャリア形成支援センターの中に新たに設置されました。
このキャリア支援室の目的は、臨床看護師、看護学生の、自己キャリアの目標を達成できるようキャリア形成支援を行うこと、新たな教育プログラム・仕組みを開発し看護の質的向上を図ることです。
また、地域の看護師への教育支援も重要な地域貢献の活動の一つです。
この活動を看護部、看護学専攻との連携・協働のもと推進していきたいと考えています。
1.大学病院の機能を活かした教育環境の整備を通じて、高度化した医療に対応する能力を身につけた看護師を育成する。 2.未来を担う看護学生に対する教育支援とキャリア形成のサポートを行う。 3.これからの在宅医療を拓きゆく医療者を育成し、地域に貢献する。
ロゴマークには、こんな思いをこめています。 看護キャリア支援室が未来を担う看護学生・病院で奮闘する看護職・地域で活躍する看護職をハート(心)で支えます。そして、国際交流を通して世界に羽ばたく人材の育成(キャリア支援)を目指します。 「CAN CAREER」とは 看護キャリア支援室の通称は「看キャリ」です。 そこで「看キャリ」⇒【CAN CAREER】としました。 「CAN」には、看護の「CAN」と缶詰の「CAN」の語呂を合わせています。 さらに「CAN」は【~できる】という意味もあります。 「看キャリ」という缶詰の中から、いろいろな人材が社会に飛び出していくイメージです。